日本の子どもは諸外国に比べて睡眠時間が短い傾向にある。
3歳児の場合、7%が推奨される睡眠時間(10-13時間)以下であり、22時以降に寝かせている母親が約3割である。
(2015年11月20日時点のデータに基づく暫定的な結果より)
子どもの発達と身体の成長に大きく関与しており、生活習慣にも影響
眠れる環境の確保
睡眠は、人生の約1/3 の時間を占める、重要なライフスタイルの因子です。睡眠中の脳の中では、覚醒中に情報処理機構として活発に活動していた脳が休息をとる重要な働きが行われています。睡眠は、脳が休息をとるための重要な生活習慣です。
睡眠時間が不十分と感じると、シックハウス症候群のリスクが男性で3.6 倍、女性では2.6 倍になることが報告されています。個人差はありますが、十分と感じる時間の、規則正しい、質の良い睡眠が大切です。睡眠の「時間・リズム・質」に注意して、「夜はぐっすり眠り、朝はすっきりと目覚められる」ように、自分なりの生活リズムをとることで、良い睡眠をとるように心がけてください。